「食・体・温」の三つの柱で健康の里づくりを推進している杖立温泉が9月に「健康の里」をリーフレットを作成した
三つの柱の中の「体」は、杖立温泉の気功体操と温泉街周辺を散策する運動を意図している。リーフレットには、この気功体操をモデルを使ってわかりやすく説明してあり、持ち帰って壁にでも張り、実際に体験していただくもの。しかも、モデルは地元のお嬢さんというから、偽らざる健康をアピールしている。
片面は、杖立温泉散策コース。Pホール〜杖立皇大神宮〜白糸の滝〜東林瑠璃堂〜杖立西温泉〜杖立観音堂〜宇津尾権現〜杖立温泉神社の八ヶ所を巡るおよそ1時間20分のコース。上がったり下がったりで結構な運動量がある。実は、その昔、シーズンオフのプロ野球選手が自主取れでこの地を訪れている。その選手は、現在西武ライオンズの監督。前身の西鉄時代の話だから随分古いが、スポーツ選手が杖立温泉を利用していたことは、自信を持って紹介できる。
杖立温泉の歴史の古さは、一千年以上語り継がれた地名。しかし、自動車のなかった時代、どうやってこの地に入湯客が訪れたのか、歴史街道を小国郷史によれば……
「日田〜女子畑〜五馬〜曽田の台〜田原秋原〜二股〜弓田〜切原はん田〜宮原〜倉園〜万成寺〜おどり野〜田の原〜黒川〜瀬の本〜久住〜野津原〜鶴崎港」が、日田代官や長崎奉行が江戸に通ったルートらしい。杖立の地名はなく、途中の「曽田の台」から脇へそれて下り、「玉の木」を通って杖立に辿りつく。険しい道程だったことはいうまでもない。しかし、地理的位置から交通上の重要な地点として人馬の往来は多かったようで、疲れた体を癒すには杖立の湯はご馳走だったに違いない。
近代になって川を利用した物産の輸送が始まり、次第に川沿いの道路ができた。
千年以上の歴史と、ここ50年の歴史は、世界的に見ても早過ぎる。「急がば廻れ」ということわざが死語になりつつある今、脇へそれて温泉にでもつかって、体力をつけて持続したいもの。「食・体・温」の健康の里、杖立温泉の歴史は長い。
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広葉樹植林計画 わいた温泉組合
わいた温泉組合は、阿蘇小国郷の湧蓋山麓にあるはげの湯温泉、岳の湯温泉、山川温泉が共同で設立した温泉旅館組合です。
今回、わいた温泉組合は小国町の各温泉旅館によく来られるお客様と一体となった取り組みがないかと思案した結果、お客様が道に迷うことなく目的の旅館に到達するまでの町道沿いに、落葉樹で秋に葉が真赤になるハサコという種類のくぬぎを300本植え、その1本1本にお客様の名前をプレート展示し、記念樹としたらどうだろうか、という試みをすることにいたしました。
木は1本3千円、植え付け時は約2〜3メートルの高さで、10メートル感覚で植えます。プレートの大きさは、横幅10センチメートル、縦の長さ20センチメートルで、お客様の名前と好きな言葉10文字程度を印刷します。
植えつけは11月の中旬に1週間かけて、わいた温泉組合員総出で行います。もちろん、お客様が植付けに参加されてもかまいません。
3千円で、あなたの木を、あなたの名前を、あなたの好きな言葉を、ここ小国町わいた山麓の温泉街周囲に残してみませんか。1本3千円で何本買っていただいても結構です。
地球環境に興味のある方のサークル、ツーリング愛好会の方々、小国が何となく好きという方など、100メートル続けて好きな言葉や名前をかくなんてこと、やってみませんか?
記念樹購入希望の受付は、11月から行います。わいた温泉組合まで、現金書留封筒に3千円いれて、プレートに書きこむ言葉(10文字程度)を書いて送ってください。後日、あなたの記念樹がどこにあるか書きこんだ小国町の地図と温泉組合のパンフレット、各旅館の温泉入浴券2枚を同封して送らせていただきます。
連絡先 〒869-2501
阿蘇郡小国町宮原ウッディタウン内 ダブルプラン宛
電話 0967-46-3389
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転職するなら田舎が面白い
「贅沢な環境で生活していると思います」
そんな言葉を皮きりに、堤さんとのインタビューが始まりました。
福岡から脱サラし、小国町に移り住んでもうすぐ2年。明るい奥様と元気な3人の子供たちと共に、小国町での生活を満喫されています。
たまたま立ち寄った本屋で見かけた田舎暮らしを勧める雑誌の中に小国町を見つけたのが4年ほど前。そういう暮らしもいいかな、と思いつつも福岡で営業の仕事をやっていた堤さんでしたが、子供さんの喘息や教育環境など、いくつかのきっかけから本格的な田舎暮らしを考え始めました。
キャンプなどで訪れたことのある阿蘇、九重近辺にターゲットを絞り、役場などに問い合わせを重ねながらいろいろな情報を集めていたとき、役場からの紹介で小国ツーリズム協会に電話をされました。
とにかく事務局長のおかげなんですよ」笑いながら、堤さんは当時のことを振り返ります。いろいろな町で相談してみたものの、相談窓口がはっきりしていない市町村では、なかなかいい情報が届かないことも多いとか。その点、窓口がはっきりしている小国町は、情報を集めやすく、相談のしがいがある、というのもよかったようです。結局、相談を持ちかけて何度かの訪問を重ねていくうちに住居、就職と、とんとん拍子に話が決まっていきました。最初のころはいろいろと戸惑うことも多かったようですが、いまではすっかり田舎暮らしにも慣れ、仕事にご近所付き合いにと楽しんでいるようです。
そんな堤さんから、今後小国町に移住してこられる方へ一言。
「きちんとした仕事を確保し、生活を楽しむこと。何があってもそれを楽しむ覚悟ができていれば、うまくいくものですよ」生活を楽しんでいる堤さんらしいアドバイスをいただきました。
そして、堤さんと同様に福岡から小国町へ移り住んでこられた豊福さん一家は、地元の人たちに蕎麦打ちを教えながら土産品店を計画されています。
昔風の雰囲気のある商店街でコーヒー店を営んでいた豊福さんでしたが、その地域の再開発計画を期に子供たちの「ふるさと」となるような田舎を探し始めました。引越しをするなら大好きな魚釣りを満喫できるような豊かな自然が残っている場所、そして子供たちにもいい環境を求めたい。福岡からの距離を考えながらインターネット等で情報を集めていくうちに、以前魚釣りに来たことがある小国町へと辿りつきました。「とりあえず1年でも生活できればいい」そんな気持ちで就職と住居を決め、小国町へと移住してきたそうです。「地域に無理に馴染もうとはしていないんですよ」そう笑う豊福さんですが、「地域の人たちのほうが、自分たちとの交流の中で忘れ去られようとしている小国町の魅力を再認識しているのではないか」と感じることが多いとか。身近にありすぎて認識が薄れている小国町の自然や人情の厚さを、地元の人たちが見直してくれればいい、と願っているようです。「将来的には、地元のものを使った手作りのお土産屋さんを開きたいんです。『やねはそら』という名前をつけようと思っているんですよ」日本風に言えば、「詩的なおみやげ店」英語で表現するなら「ドメスティック・マーケット」「少年時代の自分が、大人としての実力を使って世の中に再勝負(リベンジ)をかけているような気持ちなんです」と、豊福さん。自然との共生を保ちつつ、その関係の中できちんと地に足をつけて生きていける人間になりたい。都会の生活を経てこの小国町に辿りついた人ならではのコメントをいただきました。
今回2家族の方にインタビューさせていただき、感じたのは、「U・Iターンでの移住を成功させるコツはその生活を楽しむことである」ということでした。生活基盤を変えることで起こってくるさまざまな問題もすべて楽しむという姿勢があれば、どのような環境の変化にも柔軟に対応していけるのではないでしょうか。無理をせずに状況を受け入れ、地に足をつけてしっかりと生活をする。それをしっかりと実践していらっしゃるお二人でした。
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商工会アクション
手作り祭りで盛り上げる 青年部は町の牽引者
年間最大行事のふるさとの祭り「スギトピアばされ祭り」が10月16(前夜祭)、17(中日)、18日(本祭)に小国町中心市街地で催された。
二十数年前に青年部が興し、継承され、見る祭りから参加する祭りに変わってきた。その間、開催する曜日をめぐって数年論じられたが、いまは伝統を重んじた暦に合わせている。今年はそのため、月、火、水曜日という平日にあたった¥。
日曜、祭日という催事の必須条件を覆す画期的な祭りの日となったわけだが、仕事を休んでも祭りに参加する若者たちの意欲、意気込みは過疎の町を元気付けている。
シール事業 イメチェン
平成3年に大型店対策事業として取り組まれた「杉っ子シール会(小国町41小売店)が、今年で十周年を迎えた。
会ではこの機に刷新を図り、新たな消費者への購買意欲を促そうと10月10日から新シール(オレンジ色)を発行した。
セールやイベントなどの企画にも、多数の参加者を集め、消費者の関心度も高まってきたものの、やや固定化の傾向があり回収にも偏りがある。そんため低年齢層や高年齢層に取り扱われやすいようにした。
旧シール(緑色)の有効期限は、12月31日(今年中)。
婦人部幹部 研修旅行
9月26日、27日、28日、大津市(滋賀県)で商工会女性部全国大会が開催された。全国から二千七百人が集い、小国からは鎗水部長他四人が参加。一日目の第一部は、全国6ブロックの代表がテーマに沿って体験発表。第二部ではミキハウス社長の木村晄一氏の基調講演。ニ日目には、蒲生町商工会女性部の地域おこしについての講演があった。
「私たちは、まだやれることがたくさんあるということ。いらっしゃいませ。ありがとうございます、という言葉の大切さ。いかに物に付加価値をつける工夫をするか。ネバーギブアップの精神を持ちつづける努力ができるか、だと思います」
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森の中の商店街
紅葉のシーズン、小国の中心地宮原の周囲の丘もケヤキやモミジの木々により美しい色彩を見せてくれます。しかし、残念ながら秋の彩りを商店街で感じることはできません。また、四季の花々を楽しむこともあまりできません。
阿蘇は世界一のカルデラを誇り、美しい自然と温泉そして伝統芸能などに恵まれたリゾート地です。しかし、どの町も村にも阿蘇にふさわしい魅力あるショッピングゾーンはありません。一年間に訪れる人々は、一千万人をはるかに超えています。外国のリゾート地には、必ず中心となる文化とショッピングのゾーンがあります。例えば、アメリカ西海岸のリゾート地のカーメルの町。俳優のクリント・イーストウッドが市長のときに振興が図られた町です。古い松並木の中に、木造の宿泊施設・芸術家のアトリエ、・伝統工芸品の工房と販売店・有名なブランド商品の店・そして美味しい料理を食べさせてくれる個性的なレストランなど。店と店をつなぐ通路にはさまざまな色彩の花々が咲き、時には薔薇のトンネルをくぐりぬけたり、広場には小さな噴水と池があり、私は、木製のベンチに座り、暖かい陽射しの中、通りすぎる旅行者を眺めていました。
小国町の「悠木の里づくり」は、その基盤を作ってきています。宮原中心市街地の活性化は、阿蘇リゾートの文化・消費ゾーンの創出だと考えています。
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牛乳を飲もう
小国町下城田原にお住まいの、高村武志・千帆さんご夫妻は、結婚6年目の酪農家の後継者です。現在、乳牛親45頭・子牛25頭を養っております。武志さんが酪農の仕事についたのは、小国に帰ってきてまもなくのことです。ご両親が大根・酪農・椎茸栽培等の農業を営んでおりましたので、父の指導のもと酪農の仕事につきました。
小国に帰ってきて2年目からは、本格的に酪農の仕事を一手に引きうけて父と相談しながら始めました。最初の5年間は、嗜好錯誤の連続で、「両親との衝突もよくありました」と、武志さんがその当時のことを思い出しながら語っておられました。
千帆さんは、農業を全く知らない都会っ子でしたが、「武志さんと結婚後毎日が勉強です」といいながら一生懸命仕事を覚えていま、子牛の世話を一気に引きうけています。
家事全般は千帆さんの仕事ですが、忙しいときはお母さんやおばあちゃんがやってくれます。朝食前にまず搾乳作業を行い約2時間30分で終了、朝食をとった後子供の世話を行って、ふたたび農作業につきます。
「相手が生き物なので年中無休ということなんですが、唯一年1回だけ1泊2日の日程で家族旅行にいけることです」と楽しそうに話してくれました。
農業に就いて、最初は「こんな私にもできるのだろうか」という不安があったのですが周りの環境が私を育ててくれました、と千帆さんはいいます。農業を通じてたくさんの人と出会い、たくさんのことを学んで農業の楽しさを知り、少し自信もできたとか。特に近所の友人知人はもちろんのこと、西合志町の松島さんとは、最低月1回農業についての研修会を行い、現状よりも少しでもよりよい牛の成育及び経営に対して向上するよう頑張っておられるそうです。
最高のジャージー牛を育て最高の牛乳を生産しておりますので、みなさんも安心して美味しいジャージー牛乳をたくさん飲んでください。
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木魂館コーナー
2000年冬休み「おぐに自然学校」ご案内
「おぐに自然学校」では、小国町の自然、文化、くらしをテーマに、年間を通じていろいろな活動を行っています。今年の冬休みにも、こども自然学校を開校します。日程は12月23日から29日の6泊7日で、対象は小学4年生〜中学3年生の男女30名程度。小国町の冬を題材に、自然体験、アート&クラフト、環境学習、農林業体験、ファームステイなどのプログラムを計画しています。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先「おぐに自然学校」事務局(木魂館内)
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坂本善三美術館便り
小国ツーリズム協会が現在計画中の「ももちブルーライトクリスマス」参加事業「とっぱす阿蘇おぐに館」に関連して、美術館では、「小国の芸術家展」を計画しています。「とっぱす阿蘇おぐに館」が設置される福岡タワーの近くにあるTNC放送会館のエントランスロビーを借りて、小国出身、またアトリエをお持ちのゆかりある芸術家を福岡市民に紹介します。坂本善三先生、末田龍介先生、宮崎静夫先生、宮嶋喜久生先生、吉村郁夫先生の5名の絵画や彫刻作品が、福岡の新しい中心地として賑わうももちに登場するのです。12月23日と24日の2日間という短い展示期間ではありますが、大作を揃えた、迫力ある展示を目指しています。
小国杉のログハウス、ジャージーミルク、ソーセージ、そばなど小国の特産品と共に、小国が育んだ芸術文化も楽しんでいただけるものと期待しています。
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小国の自然を知ろう(下城の滝)
小国郷で一番有名な滝。滝のすぐ上流に滝があり、二段滝となっている。国道212号線沿いにあり、見物する人も多い。
滝上流北側に昭和9年国に指定された天然記念物「下城の大いちょう」があまりにも有名。毎年10月末から11月初めまで、ライトアップされ秋の夜空に浮かぶ姿は神秘的といえる。
滝の南側には、滝の絶壁を利用して、秀吉の九州平定まであった城跡。城の本丸が城郭の一番低いところにあっためずらしい山城。わずかに外堀跡が残る。
この周辺部は来年から始まるNHKドラマ「北条時宗」にまつわる時宗の甥を祭る「下城若宮神社」など歴史的なものが多い。
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必見逸番店
米屋別荘 西暦678年、この地に起こった大きな地震をきっかけに生まれた杖立温泉。
それから1300年余りの時が流れ、草履が靴になり、馬が車に、そして旅篭が旅館に代わっても、この地はなぜか懐かしいものを感じさせます。
現在、杖立温泉では、食(薬膳健康料理)と体(少林武術の気功体操)、そして温泉の3つの柱を中心とした「健康の里」作りに取り組んでいます。その中で、心を癒す旅の宿「米屋別荘」が、従来からの長寿の元湯に続いて、新しく不老長屋をオープンさせました。
「貸切健康露天風呂つき家族風呂」を5つ、そして、「女性専用の大浴場」を新設いたしましたので、ぜひご来場の上ご入浴ください。
●大人一人 500円 ●小人一人 300円
●貸切家族風呂一室 2000円
ウッディクラフトとんぼ ゆうステーション開業以来、とんぼさんが製作した小国杉で作ったアルファベットの切り文字を販売していますが、これはコンスタントに売れている息の長い商品です。その切り文字の商品数が更に多くなりました。とんぼさんが工夫したり研究したりで業者さんと相談して小国杉を使用した小物を開発し、中々の評判です。子どもが舐めても心配のない塗料を使用したり、一緒に開発された健康グッズ(肩叩きやローラー)も評判はいいようです。最近はレーザーを使っての製品が注目されています。特に結婚式の受付に使うウェルカムボードは、2人の写真をレーザーで写したもので、結婚式の招待客を新郎新婦の幸せな笑顔が迎えています。
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小国町“楽し”
小国へドライブに来ると、犬の散歩によく出会います。そこで思いつきました。小国町は“ペットの湯”“ペットケアゾーン”を町をあげて取り組んだらよいのではないか。
福岡でも久留米でも、ペットのことが気がかりで旅行に出られない人、出ても日帰りする人が多いんです。子ども連れ、ペット連れで小国へツアーに来られるようにすると、来客やリピーターは倍増するでしょう。
でも、そのことを「大変なこと」だとは考えないこと。それが大事です。
ペットがいると旅行に出られない。出ても泊まらない。それを泊まれる小国にすること。そうするときっと、面白いよ。
西日本短期大学附属高校教諭 楽山荘管理責任者 大島 鴻
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